軽井沢二日目は、現地へ。
昨日は冬とは思えぬ暖かさで、日中はコートは要らないくらいの陽気でしたが、今日は軽井沢らしいキーンとした寒さです。結構このほうが私は好きだったりして。。。
それに今日は、雪が降ることなく快晴にめぐまれ現調日和。ただ現地に着くと、ここ最近に降った雪のなごりがあり、軽井沢の冬らしい風景が広がっています〜。
出張の際に、こうして現場にはかならず来るのですが、今回の主な目的は一つ。現地の樹木調査です。軽井沢町に事前に申請する書類の中に「樹木の現状と計画図」が必要となっているのです。
正確な樹木の位置については、工務店に協力いただくことになっていますが、その前に改めて現状の確認と残したい樹木の再確認に来たという訳です。
軽井沢町の自然保護対策要綱でこの地域は、様々な規制がかかっています。敷地境界に植え込まれている樹木の伐採はもちろん禁止。ある一定の高さ以上の樹木も同様です。そもそも、樹木の伐採は特段の理由がなければ禁止されているのです。
その為、建設工事により伐採した樹木は、その同じ数の樹木を工事が竣工したあとに、埋め戻し又は植え込むことが義務付けられているのです。
そうすることで、この自然環境を維持していくことができているのでしょうね〜。大切なことです。
ちなみに、この「樹木の現状と計画図」を添付することになっている『土地利用行為協議書』の申請は、今回の計画が店舗併用住宅であることによるものです。一般住宅には該当しません。
これは現場の様子です。計画的に植えられている樹木のほか、時間の経過で無計画に自生した樹木が混在しています。細く曲がっているものや、枯れかかっている樹木は事前に整理する必要もありそうですね〜。
何と言ってもこの土地。お施主様のご家族が最初に取得されて早50年。。。全くの手付かずでここまで来ています。ある意味、自然な環境そのままの土地だそう。
自然保護対策要綱を守るだけでなく、この場所にふさわしい自然に溶け込む建築デザインを目指さねば〜!!
参考)
GLOBE