大雪の降った朝。まるでオブジェのような雪のベールがかかった窓からの景色。
軽井沢南ヶ丘パッシブハウス・森のカフェ🌿に来てくださった皆様 パッシブハウスにご興味を持ってくださった皆様 こんにちは。GLOBE ARCHITECTSの菊地宏子です。 2018年に軽井沢南ヶ丘パッシブハウスが竣工してから、今年で4回目の冬となります。 これまでも冬に雪は度々降りますが、今年は本当に本当にたくさん降ります。前の積雪が解ける前にまた雪が降って積もるを繰り返すため庭の積雪はどんどん深くなっていきます。一時期は脚を踏み込むと膝の辺りまでくるほど深くなり、毎日雪かきしては積もり、また雪かきという生活(夫がですが。。笑)が続きました。 とは言え、、東京生まれ東京育ちの私にとって、朝目覚めて窓を開けた時、一面に広がる雪景色は感動!!なんとも贅沢な瞬間なのです。自然と共に暮らす生活は時に過酷ですが、人間には創り出すことが決してできない逞しさと美しさがあるように思います。 さて、今月のエッセイも引き続き~~軽井沢_森のパッシブハウス-現場レポート⑤断熱施工〜〜をお送りします。
2022年2月のレター🌿ぜひ最後までお付き合いください。
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◆【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター2月号CONTENTS◆
🌿今月のエッセイ~~軽井沢_森のパッシブハウス-現場レポート⑤断熱施工〜〜
🌿ハチドリ電力はじめます🌿
🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿
🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内
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🌿今月のエッセイ~~軽井沢_森のパッシブハウス-現場レポート⑤断熱施工〜〜
**現場レポートは少し前に遡ってお届けしております。昨年12月の様子です**
外壁の構造用合板貼りが進みます。GLOBEでは構造用合板はノダハイベストウッドを使用しています。この構造用合板は耐力面材としての強度に優れていること。高耐水MDF(間伐材や使用後の木材などで作られている)であるため透湿抵抗値が小さく室内の湿気を外部に排出しやすい材料であるためです。
構造用合板を設置すると柱間にグラスウールを充填していきます。 いわゆる充填断熱と呼ばれている工程です。
充填が終わると透湿気密シートで包みます。こうすることで室内の気密性が確保されます。
外部では防蟻処理が行われています。基礎天端から1mまで薬剤を塗布します。
外壁の付加断熱材は屋根の付加断熱材と同じネオマt=90です。あらかじめ取り付けていた下地の上に積み重ねていき、屋根のネオマと完全につなぎます。こうすることで、建物をすっぽりと断熱材で隙間なく包むことができます。
鋭角になっている外壁も綺麗にネオマで包みます。(大工のRさん、凄い!!)
ネオマが貼り終わると透湿防水シート(ウルト)で包みます。このウルトは太陽光にも強く仕上げの板張りを慌てて貼る必要がありません。
外壁のネオマ貼りとウルトが貼られた状態。窓の開口部はブルーシートで養生します。
さあ、来月はいよいよ木製窓スマートウインが到着します。お楽しみに!
次号へ続く。。。
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▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について
パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ~。
まずはメールでお申し込みください。コロナの影響もあり現在は見学会&ご相談会は定期開催しておりませんので個別でお問い合わせください。
globe_info@me.com
なお、設計のご依頼につきましてはお時間に余裕を持ってのご相談をお願いいたします。設計の着手については、今のところ早くても今年の秋以降となります。また弊社のパッシブハウスは、温熱環境設計・構造設計・意匠設計をトータルでしっかり行うため着手後、設計期間(約8ヶ月)+申請期間+施工期間(約7ヶ月)ほどかかりますこと何卒ご了承くださいませ。
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🌿ハチドリ電力はじめます🌿
GLOBE軽井沢アトリエがあります軽井沢南ヶ丘パッシブハウスは竣工から3年半経ちました。ここ南ヶ丘では、 ◎暖房エネルギー(メイン)は薪ストーブ(バイオマスエネルギー/再生可能エネルギー) ◎暖房エネルギー(サブ)は太陽熱温水器の温水利用の床下放熱器(再生可能エネルギー) ◎冷房エネルギーはクーラーなし。ナイトパージで対応。 ◎給湯エネルギーは太陽熱温水器(再生可能エネルギー)
*但し曇りや雨が続くとは補助でガス使用。 というパッシブハウスに相応しいエネルギーで暮らしています。 しかし、それ以外に家電や照明器具、通信にどうしても必要な電力を自家発電できておらず中部電力さんから購入しています。これは軽井沢の別荘地の特徴でもあるのですが、隣家に高木が多いため屋根全体に設置する太陽光パネルに太陽を当てるのが非常に困難であったため、面積が少なくてすむ太陽熱温水器を選択したという経緯があるためです。 そのような理由から自家発電は叶いませんでしたが、 CO2ゼロの自然エネルギー100%のみ(再エネ指定の非化石証書購入により実質的に)の電力供給をしているハチドリ電力さんに3月より変えることにしました。 ハチドリ電力 https://hachidori-denryoku.jp (電線網やメンテナンスなど、インフラについてはこれまで通り中部電力さんにお世話になります!) 自然エネルギーによる新電力会社は山ほどあり、数ヶ月色々調べて家族と話し合いをしましたが、決め手となったのは会社の活動内容と電気代の1%を社会貢献活動に寄付できることでした。 これからは電力は選ぶ時代なんですね〜。
(自由化になって久しいのに今頃ではありますが。。) 我が家はカフェのメニューの関係もあり、ガスコンロを選択しています。ガソリン車もあります。次はEVと決めてはいますが 100%自然エネルギーには、もう少し生活に変化が必要です。
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🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿
森のカフェ・マスターのタカです。
降った、降った!
2月は軽井沢にもたくさん雪降りました!
先月のひょっこりブログには、「軽井沢にはあまりたくさんの雪は降りません」と書いてしまいましたが、訂正いたします。軽井沢に移住してきて4回目の冬を過ごしていますが、これまでで一番の積雪になりました。どのくらいの積雪かというと、50センチいや60センチくらいは行った感じがします。
森のカフェは2月いっぱい冬季休業していたので、お客さまがいらっしゃることはなく、玄関から門まで一人分の通路だけを除雪してやれやれと呑気にしてました。3月までには自然に溶けるだろうと。
ところが今現在も森のカフェにはたくさんの雪が積もったままです。
これでは、お客さまにお越しいただけない(汗)と思い除雪を始めました。
ウッドデッキに積もった雪を取り除くために買ってあった小さめの雪スコップは、凍ってしまった雪の塊氷にガシガシしていたらあっけなくお釈迦様に。もっと本格的な除雪用具が必要となりましたが、軽井沢、佐久地域のホームセンターから除雪用具はすっかり売り切れてしまいました。ガビ〜ん!
でも、大丈夫。金物屋さんの店頭で見つけてなんとか確保できました。
ふわりとしている雪はスノーダンプと呼ばれている器具で難なく端に寄せることができたのですが、車が乗ったり、人に踏まれたりしたところは下の方がガチガチの氷になって、なかなか厄介です。除雪用具も歯が立ちません。先が尖った金属製のスコップで、力に任せて氷を削るのが精一杯。おかげで肘は痛くなるし、腕、肩、腰、背中、お尻の筋肉はパンパン!湿布だらけで寝る有様です。
今回の教訓
・雪が降ったらすぐ除雪
・車で新雪を踏み固めない
たくさん降った雪の上で車を走らせるのも楽しいのですが、もうやりません。反省!
なんとか、お客さまに来ていただける駐車場になりました。
3月4日金曜から森のカフェopenです。どうかお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。お待ちしています。
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送料は800円(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。)
森のカフェ マスター宛にメール、インスタDM、お電話でご連絡くださいませ。
お待ちしています。
taka-k@eos.ocn.ne.jp
https://www.instagram.com/morinocafe_karuizawa
森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784
🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 *3/4(金)12時より営業再開いたします!
今後の営業日など詳しい情報は、下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。
https://www.karuizawacafe.com
https://www.facebook.com/morinocafe.karuizawa/?ref=bookmarks
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雪景色の中に佇む軽井沢南ヶ丘パッシブハウス 最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。 今年の冬は年末から寒い日が続いたり、雪が多かったりとある意味冬らしい冬となりました。ただ日よっては太陽が眩しいくらいに照らし最高気温が8℃まで上がり、車に乗っていると暑い!と感じる時もありました。 2月世界を驚かせたニュースは、ウクライナに一方的に侵攻したロシアの話題。新型コロナで世界中が混乱する最中、火事場泥棒のように己の利益のみで行動しているように見えるロシア政府。(プーチン)決してロシア国民の総意ではないと思います。この影響でさらなる原油の高騰、エネルギーの高騰が確実になってきています。 家づくりに関わるものとして、引き続き省エネルギーでありながら我慢することなく快適に過ごせる家づくりをしっかり取り組んでいきたいと思います。 さて今月もレターにお付き合いくださいまして誠にありがとうございます。 来月またここでお会いしましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 菊地宏子 GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ
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