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  • 執筆者の写真globe-architects

2023年1月【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター🌿


軽井沢南ヶ丘パッシブハウスからの眺め


軽井沢南ヶ丘パッシブハウス・森のカフェ🌿に来てくださった皆様 パッシブハウスにご興味を持ってくださった皆様 こんにちは。GLOBE ARCHITECTSの菊地宏子です。 年が明けて早くも1ヶ月。皆様はどのような新年をお迎えになりましたか。 私はここ軽井沢で、いつも通り普通に家族と静かな新年を迎えました。「いつも通り」「普通に」というありきたりな事が実はとても幸せであると感じる今日この頃です。 本年もこのレターをどうぞよろしくお願いいたします。 さて今月のエッセイは~〜パッシブハウスの設計について〜〜をお送りします。 先日【号外】でお知らせしましたTV東京の「ガイアの夜明け」はご覧になりましたか。TV離れと言われて久しいですが、やはり、TVの影響はとても大きい事を感じます。TV放映の後、パッシブハウスに取り組む設計事務所さん、工務店さんにはお問合せが急増している模様。実は弊社GLOBEにも数件のお問合せがありました。そこで、パッシブハウスはどのようなものかを設計という視点で振り返ってみました。 2023年1月のレター🌿ぜひ最後までお付き合いください。 *** ◆【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター1月号CONTENTS 🌿今月のエッセイ~〜パッシブハウスの設計について〜〜 🌿森のカフェのひょっこりはん🌿 🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 *** 🌿今月のエッセイ~〜パッシブハウスの設計について〜〜

今月は現場レポートをお休みして”最近話題"(笑)のパッシブハウスについて改めて振り返りたいと思います。 毎月末、皆様に送らせていただくこのレターは今回で40回目となります。このレターを受け取ってくださる方は皆様すでにパッシブハウスのことは充分にご存じでしょう!省エネルギーでも我慢することなく快適な住環境であるパッシブハウスは誰にとっても健康的に暮らすことができるシンプルな建築です。 しかし、完成してしまえばシンプルな建築は、つくる際には少し複雑な手順を踏むことになります。今回はどのように設計を進めているかをご説明しつつ、一般的な住宅との違いについて考えてみたいと思います。 一般的な住宅の設計の始まり 一般的には、土地があり(または気に入った土地を購入して)この上に建てる建築の設計に取り掛かります。お施主様は、ご自身のご希望を設計者に伝え、設計者は要望を考慮してプランを作成し、基本設計、実施設計と進んでいきます。プランに関してはお施主様のご希望に沿って、または設計者にお任せというパターンもあるかもしれません。いずれにしてもプラン優先でのスタートになると思います。 パッシブハウスの設計の始まり パッシブハウスの場合、スタートから少し異なります。 設計のご相談やご依頼があった場合、まずは土地の段階から設計者は関与することになります。パッシブハウスは太陽に対して素直に建てる建築です。もし太陽が全く当たらない敷地だとパッシブハウスの設計はとても難しくなりますし成立しないかも知れません。なるべく容易に南面からの日射取得の見込める土地を選ぶことがパッシブハウスへの近道になりますしコスト削減にもつながります。そのため、もしあらたに土地を取得する際には必ず事前に相談してから購入してくださいね。とお伝えしています。 パッシブハウスの設計の進め方 パッシブハウスに適した土地が決まると設計が始まります。一般の住宅と同じようにお施主様にヒアリングを行いご希望のプランを作成します。大体の方針が固まると基本設計へと進みます。基本設計が完了すると、すぐにはお施主様に提出できません。そうです、ここでPHPP(Passive House Planning Package)というソフトウエアを使用してエネルギー計算を行います。ここで計算により導き出された結果を踏まえて基本設計の修正を何度か行いあらかじめ設定しているエネルギー消費量になるまで検討を繰り返します。 GLOBE設計の場合、基本的にパッシブハウス認定取得を目指した設計となり以下のクリアは必須です。 暖房需要 15kWh/(㎡a)以下 冷房需要 エリアにより異なります。 パッシブハウスにするためのシュミレーション 基本設計の段階では、様々なシュミレーションも行います。パッシブハウスは太陽に対して素直に建てる建築です。例えば軽井沢の場合、特に保養地域では敷地の最低面積も定められているため比較的敷地は広いことが多いためプランの自由度は高くなります。しかし景観条例も大変厳しく既存の樹木を伐採することは容易ではありません。軽井沢の樹木は高いもので10m~15mの場合もあります。必要な手続きを経れば、敷地内の必要最小限の樹木の伐採はできるものの隣地にある高木は手をつけられません。こうした敷地内に影を落とすものは建物の日射取得に影響を及ぼしますのでPHPPの計算には考慮しなければなりません。よって周辺の建物・樹木の調査はかかせません。 スケッチアップによる検討

シュミレーションはスケッチアップの3Dでも行います。現在工事が進む「軽井沢_愛犬と暮らす家」です。左側の赤く見える部分が断熱ゾーンとなり、右のグレーの部分はガレージとなり非断熱ゾーンとなります。このソフトを使用し、周辺の建物や高木の影の影響の少ない配置を探ります。上の配置は最終のものですが、実はパッシブハウスの基本である真南に建物が向いていません。今回の敷地は軽井沢の中では比較的コンパクトであるため、真南に向けると隣家に近づいてしまい建物の影の影響が大きくなります。そこで建物を敷地に合わせ24度ほど西へ傾けると隣家の影響が少なくなることがわかりました。こうして、実際の障害物(失礼な言い方で申し訳ありません!)を考慮して計画することで実際の状況との差異がほとんど出ずに正確なエネルギー消費量がわかるのです。 ここでは建物の配置を例にあげましたが、断熱材の仕様や厚み、窓の大きさや位置なども同時にシュミレーションしていきます。数年前まではこの3Dでのシュミレーションはなく、PHPP上での数値入力での検討が主流でした。しかしこのような3Dは立体で見えることでお施主様もイメージがしやすくなり設計者も感覚的に検討できるようになりました。 パッシブハウスとエネルギー パッシブハウスでは、暖房需要、冷房需要、一次エネルギー量の上限が定められています。最終的には実測での気密測定で隙間の大きさも測ります。他にもここで書ききれないほどの詳細の計算を経て消費エネルギーを算出します。世間には様々な住宅があり一概には言えませんが、一般的な住宅のおよそ1/5程度のエネルギーで家ごと暖かく(または涼しく)なると言われるパッシブハウス性能。私自身暮らしてみて、そのエネルギー消費量の少なさは体感しています。この素晴らしいパッシブハウスのメソッドは、こうした設計者の事前調査や正確な計算、シュミレーション無くして成立しません。パッシブハウス設計者は結構真面目に頑張っているのです。(笑) *** ▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。 https://www.globe-architects.com のコンタクトページからメッセージにて必要事項をご記入の上送信してください。数日内にお返事をいたします。 なお、設計のご依頼につきましてはお時間に余裕を持ってのご相談をお願いいたします。設計の着手については、今のところ早くても2024年以降からになります。また弊社のパッシブハウスは、温熱環境設計・構造設計・意匠設計をトータルでしっかり行うため着手後、設計期間(約6〜8ヶ月)+申請期間+施工期間(約6~8ヶ月)ほどかかりますこと何卒ご了承くださいませ。 ***

🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿

森のカフェ・マスターのタカです。 寒い、寒い! 大寒波のニュースを連日耳にした1月でしたね。車や列車の立ち往生も発生し、身近に寒さの危機を感じた1月でした。 クリスマス寒波の時に積雪は20センチくらいありましたが、最低気温はマイナス5度からマイナス8度くらいでした。それが、1月は寒い、寒い!と思って調べてみたら、軽井沢で最低気温がマイナス10度を下回ったのは1月に7回もあって、特に22日からの1週間は最低気温10度以下が4回。1番最低はマイナス16.2度までになりました。降雪量は5センチくらいと大した事なかったですが、寒さはハンパなく襲って来ました。 皆さまの地域ではいかがでしたでしょうか。 こうなってくると気になるのが光熱費です。 エネルギーの供給不安から世界的に光熱費に関心が高まっていますね。 森のカフェではどうなのかしら。 電気代を2022年1月と2023年1月で比較してみると 2022年1月 451KWh 13,837円 @31円/KWh (月額を単純にKWhで割りました。) 2023年1月 501KWh 23,776円 @47円/KWh (月額を単純にKWhで割りました。) 2022年は中部電力、2023年はハチドリ電力で供給元が違いますのでもちろん単純比較はできませんが、使用量は1割増でしたが金額は約1万円のアップ。単価で約1.5倍になっていました。ニュースでは2倍、3倍になったいう話も聞きます。節約しつつ、無理はしないようにこまめに照明を切るように心がけています。 森のカフェでは主暖房の薪ストーブがますます活躍しています。薪棚の薪の減り具合が加速しているようにも感じています。少しでも体に負担なく過ごせればいいなと思って、痩せ我慢せずに焚いています。 森のカフェは1月になってから、お客さまが少なくなって参りました。 お客さまにはゆっくりとくつろいでいただきたいと思っております。 どうかお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。 ▷▷▷森のカフェ🌿オリジナルブレンド珈琲豆販売◁◁◁ オリジナル珈琲が人気です!! 親しい方へのギフト、自宅でのカフェタイムにいかがでしょうか。 140g入り袋 950円(税込) 3袋入りギフトボックス 3,000円(税込) 送料は800円(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。) 森のカフェ マスター宛にメール、インスタDM、お電話でご連絡くださいませ。 お待ちしています。 taka-k@eos.ocn.ne.jp https://www.instagram.com/morinocafe_karuizawa 森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784 🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内  今後の営業日など詳しい情報は、下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。 https://www.karuizawacafe.com https://www.facebook.com/morinocafe.karuizawa/?ref=bookmarks ***

愛車のレガシーのトランクに積まれた端材(資源!) ここ数年、冬は以前ほど寒くなくなったな〜と思っていましたが今年は以前の軽井沢に逆戻り。と言ってもまだ5回目の冬なのですが(汗)2018年に初めて迎えた冬は、雪が降ると喜んでお散歩に出掛けていましたし、キーンと冷えた朝の空気は今でも大好きです。 ただ寒くなればなるほど暖房のエネルギーが必要になってきますよね。上の写真は工事現場で出た端材(木材の切れ端)をたくさん積んでいる愛車のトランク。仕事柄工事現場からこのような端材をたくさんもらえます。この端材はもっぱら薪ストーブ着火の際の小さな薪として利用しています。もらわなければ産業廃棄物(ごみ)となり運搬のエネルギーをかけて捨てられるもの。なるべくこうして価値あるエネルギー源として役立てれば現場も我が家もWIN-WINとなります。 さあまだまだ寒い冬は続きそうです。室内温度が低すぎると(18℃以下)健康に害を及ぼすと言われています。どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。 来月またここでお会いしましょう!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  菊地宏子  GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ https://www.globe-architects.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 



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