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  • 執筆者の写真globe-architects

2023年9月【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター🌿


先月末 遅い夏休みで訪れた蓼科の大好きな風景


軽井沢南ヶ丘パッシブハウス・森のカフェ🌿に来てくださった皆様

パッシブハウスにご興味を持ってくださった皆様


こんにちは。GLOBE ARCHITECTSの菊地宏子です。


9月になると太陽高度が下がり太陽光が徐々に室内に入りはじめてきます。これは室内に日射が取り込めていることを意味しており室内には熱がもたらされるようになってきます。これまでの軽井沢は8月のお盆を過ぎると一気に秋の気配。そろそろ”暖”が欲しくなる時期でしたので、このように室内に太陽光が差し込むことはとても有難いことでした。


ところが今年の9月はどうでしょうか!


夏日はもちろん真夏日、猛暑日と9月に入っても全国的に真夏のような日々が続きます。もはやここ数年の5月~9月は真夏の暑さになるのが当たり前になってきましたね~。暑さ対策がこれまで以上に大切になってきますが、避暑地・軽井沢でも程度こそ違えど同様だな~と感じます。


さて、そのような暑い日もそろそろ一段落。外部の湿度も大分下がり清々しい気候になってきましたね。そこで今月のエッセイは「さあ、窓をあけよう!」をお届けしたいと思います。


パッシブハウスは高気密高断熱、高性能な窓と換気システムでしっかり室温・湿度(空気の質)をコントロールしています。窓あけは本来不要なのですが、こんなに気候の良い日に窓を閉め切っているのはもったいない!!ということでお話したいと思います。


2023年9月のレター🌿ぜひ最後までお付き合いください。


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◆【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター9月号CONTENTS


🌿今月のエッセイ~~「さあ、窓をあけよう!」~~


🌿森のカフェのひょっこりはん🌿


🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内



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🌿今月のエッセイ~~「さあ、窓をあけよう!」~~


秋は一年で一番好きな季節。


お天気が安定し快晴の日も多く、夏の蒸し蒸しからようやく解放され空気も爽やか。運動にも適していますよね。そして何より、、、秋の味覚もたくさんあって楽しみが多い季節です。


そんな気持ちの良い日々。

室内環境が快適なパッシブハウスに暮らしていても、窓あけをしたくなる瞬間が度々あります^^そんな時は思い切って、、、


「さあ、窓をあけよう!」


このようなことを書くとパッシブハウス界隈の方に怒られそうです。。。(汗)

ただ、これまでの住宅の窓開けは換気目的であることが多かったのですが、一方で外の風を感じたい!!という方が多くいらっしゃるのも事実です。設計のお打ち合わせをしていても、やはり窓を開けたいからFIXではなく開き戸をご希望される方は多くいらっしゃいます。私自身も実は窓開けして風を感じたいな~と思うことはよくあるのです。


ただ窓あけに関して注意していただきたいことがあります。

それは、外部の湿気(湿度)です。

パッシブハウスでは温度・湿度をコントロールできる換気装置や空調機を設置している場合がほとんどです。取り込んでしまった湿度もある程度はこの装置でコントロールできますが、パッシブハウス(高性能住宅)ならではの難しさもあります。


例えば軽井沢南ヶ丘パッシブハウスの場合、真夏でも室温は大体25~26度です。ここは通常の住宅と異なりカフェ営業もあり、平日はお菓子づくりや仕込み、週末はカフェ営業で調理や湯沸しを頻繁に行い、またお客様も多くいらっしゃいます。そうすると、内部発熱・湿気が多く発生します。そのため、夏場の室内の湿度はどうしても60%台後半になってきます。この湿度を下げるためにエアコンを使用しますが、室温が快適な温度になっている場合に温度を下げずに湿度だけ取るのはとても難しくなります。


それは通常の場合、室温と湿度の高い部屋(30度超えの部屋など)でエアコンを使用すると、ものすごい勢いでエアコンが稼働し室温を下げると同時に湿度を取ってくれます。エアコンの効いたお部屋で喉がカラカラになった経験のある方もいらっしゃると思います。このように機械の性質上湿度だけを取るのは難しく、その場合には除湿モードを使う方法もありますが、やはり室温もある程度下がってしまい継続使用が難しい場合がままあります。


そのため日本やアジアのような高温多湿のエリア(特に軽井沢のように湿度が高い地域)の場合には、なるべく外部の湿度を取り込まないことが重要になってきます。一旦入った湿気を取り除くのは本当に大変なのです。夏場の湿度はカビ発生のリスクが非常に高いので特に注意が必要です。


窓をあけよう!と言いながら、窓あけの注意になってしまいました。。。


しかしだからこそ、、、

この秋の爽やかな空気を感じるこの時期、思い切り窓をあけてみてはいかがでしょうか。夏の終わり、木の葉が色づきお庭の樹木が華やかになるこの時期は外部の風や香りを感じて夏の疲れも癒やされそうですよね~。

パッシブハウスはこんな楽しみ方も全然OKです。

パッシブハウスにすでにお住まいの方も、計画中の方も、いつかはパッシブハウスに住んでみたいと思う方もそれぞれに自分の快適な暮らし方を探求していただければと思います。



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▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について


パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


のコンタクトページからメッセージにて必要事項をご記入の上送信してください。数日内にお返事をいたします。


なお、設計のご依頼につきましてはお時間に余裕を持ってのご相談をお願いいたします。設計の着手については、今のところ早くても2024年夏以降からとなります。また弊社のパッシブハウスは、温熱環境設計・構造設計・意匠設計をトータルでしっかり行うため着手後、設計期間(約6~8ヶ月)+申請期間+施工期間(約6~8ヶ月)ほどかかりますこと何卒ご了承くださいませ。



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🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿


森のカフェ・マスターのタカです。


9月も終わるというのに、今年は暑さをまだまだ引きずっています。

軽井沢では9月下旬に最低気温こそ1回10度を下回りましたが、ほとんど肌寒さを感じることはありません。むしろ今の季節は太陽高度が下がって陽射しが家の中に入るようになってきましたので、日中は暑いと感じるくらいです。

カフェの営業でお客さまが入店されると、冷房が必要なんてびっくりです。去年はもう暖房の試験運転をしていたなぁなんて思い出して、違いを感じています。


この季節は薪の準備もしなくてはならないのですが、今年はまだ1回しか貯木場に薪をもらいに行っていなくて、もうやらなきゃと思っています。

先般宏子が設計してお引き渡しをしたお宅のオーナーさまと一緒に貯木場に行く予定をしています。薪ストーブが設置してあって、この冬初めての薪ストーブライフが始まります。一緒に薪作りをお手伝いするのですが、私も楽しみにしています。

貯木場での樹木の選び方、チェーンソーの使い方、安全装具、運搬ノウハウ、楽な薪割り方法、薪棚への積み方など。知っていればなんて事ないのですが、一人で始めるより、一緒にやれば簡単安心かなぁと思っています。


森のカフェではシャインマスカットを使ったパブロバが始まっています。

シャインマスカットは言わずと知れた高級ブドウ。皮のまま召し上がっていただける甘~いブドウです。大粒のシャインマスカットにこだわって長野県産を仕入れていますが、今年は生産量が多いのか店頭に並ぶ量も多くて選びやすいので助かっています。


森のカフェ周辺では、秋の気配を感じられるようになってきました。

どうかお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。お待ちしています。


▷▷▷森のカフェ🌿オリジナルブレンド珈琲豆販売◁◁◁


オリジナル珈琲が人気です!!

親しい方へのギフト、自宅でのカフェタイムにいかがでしょうか。

140g入り袋 1000円(税込)送料は+500円(1~3個まで)

3袋入りギフトボックス 3,150円(税込)送料は+800円


(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。)


ホームページから注文できるようになりました!ぜひご利用ください^^

森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784


季節のフルーツを焼き込んだ森のカフェの「生プルーンのタルト」大人気です!!


🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内 


今後の営業日など詳しい情報は、下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。


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私事ですが、9月25日はお誕生日でした。

ここ数年の家族のお誕生日は、自宅からとても近い軽井沢プリンスホテルの『Rrimrose』さんのランチが定番です。ここは季節ごとにメニューが変わり比較的リーズナブルに美味しいお食事が楽しめるのでお気に入りです。ブッフェスタイルですが落ち着いた雰囲気で景色も素晴らしく寛げるもの良いですね。はい、またまた食べ過ぎちゃいました!!(汗)


さて今月もレターにお付き合いいただきましてありがとうございます。

来月またここでお会いしましょう!

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菊地宏子 

GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ

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