2025月6月【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター🌿
- globe-architects
- 7月4日
- 読了時間: 6分

軽井沢Hütte 階段室の鉄骨ささら
今年の6月は梅雨だというのに晴天の日が多く現場はとても助かる反面、まるで7,8月のような外気温(30℃超えも!)に現場での挨拶のひと言目は「今日は暑いね~!!」でした(汗)いや本当にどうしたんでしょう軽井沢?!これから始まる夏本番がどうなるのか心配になりますね。。。皆様のエリアはいかがでしたか。
さて 軽井沢Hütte の現場は引き渡しの時期が刻々と迫り少し慌ただしくなってきました!今月の現場レポートは少し時間をさかのぼり室内の気密施工の様子をご覧いただきます。
今月のレター🌿もぜひ最後までお付き合いください。
(月をまたいでのレターとなりましたことお詫びいたします。)
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◆【軽井沢南ヶ丘パッシブハウス】レター6月号CONTENTS◆
🌿今月の現場レポート🌿
~~軽井沢Hütte パッシブハウス認定取得プロジェクト<気密施工編>~~
🌿森のカフェのひょっこりはん🌿
🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内
🌿毎年恒例の杏狩りに行ってきました!
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🌿今月の現場レポート🌿
~~軽井沢Hütte パッシブハウス認定取得プロジェクト<気密施工編>~~
パッシブハウスを建築する際 最も職人さんの施工技術が試されるのは気密施工です。もちろん気密施工をする前の断熱材の施工や設備配管の外壁の貫通部の処理方法なども含み一つ一つの工程を丁寧に行い次の工程にバトンをつなぐことが重要になります。最終的には「気密測定」という現場での実測を行うことで正確な気密性能が確認・担保できます。
□ #気密施工 □

外壁面にグラスウール断熱材(赤)が軸組間にしっかり充填されている状態。#充填断熱

屋根面にグラスウール断熱材(白)が構造梁の間にみっちり吹き込めれている状態。所々見える小さな穴から粉砕された断熱材(綿のようなもの)を吹き込んでいます。#ブローイング
この状態に透湿気密シート(インテロ)を張り込みしっかり気密をとっていきます。


1Fの様子。窓周りの気密処理は特に丁寧に。両面テープで張り込み、後で木材で止め込み。

ユニットバスが設置される浴室の外壁面も同じように気密を取ります。


2Fの様子。勾配がかかる部分は少し長めにシートを貼っておきます。

勾配天井部分。2Fからロフトまで気密シートをつなげて。

吹き抜け部の勾配天井。吹き抜け部分の施工は特に施工が大変!!

弊社でいつもコラボさせて頂く工務店さんは気密施工は大工さんが担当。
気密シートを被りながらの施工。。。いつもありがとうございます!

1Fの外壁面の配線貫通部には強力な気密性の担保されたシートで処理。

工務店さん曰くかなりお高いらしいです。。(PHIの認定マーク付き!)
とはいえ限定された数箇所なのでしっかりした製品で気密性を確保することは大事ですね!
今回は外壁面・天井面の気密シートの施工状況を見ていただきましたが、実際には窓周りの隙間の処理や玄関ドアの下端の処理などなどとにかく小さな隙間という隙間をしっかり塞いで気密を確保していきます。
毎度のことながら、丁寧な施工は大工さん・設備屋さん一人一人の心がけ次第。(もちろん技術も!)パッシブハウスは設計・施工チーム一丸となって初めて完成するのです。
次号へ続く、、、
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▼パッシブハウスを建設希望の方の設計ご依頼について
パッシブハウスを建設予定の方で設計のご依頼やご相談などございましたらHPよりどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
のコンタクトページからメッセージにて必要事項をご記入の上送信してください。数日内にお返事をいたします。
新規の設計着手については今のところ2025年秋以降からとなります。弊社のパッシブハウスは、温熱環境設計・構造設計・意匠設計をトータルでしっかり行うため、着手後は設計期間(約6~8ヶ月)+申請期間+施工期間(約8ヶ月)ほどかかりますこと予めご了承くださいませ。
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🌿森のカフェ🍃のひょっこりはん🌿
森のカフェ・マスターのタカです。
やって来ました!
6月末はあんずのシーズンです!
あんずにとって今年は良い気候だったようです。例年より一週間ほど早く収穫の時期を迎えました。長野県では千曲市があんずの産地で有名なのです。なだらかな傾斜地にあんず畑が広がり、ひと目で多くの花が見渡せることから「一目(ひとめ)十万本」・「日本一のあんずの里」と言われています。
早速行って来ました、あんずの里であんず狩り。
陽がよく当たっている方角を見定めながら、一粒づつ吟味して収穫します。この日に採れたのは、コンポートしてあんずタルトやあんずソースに使います。一晩、適量のグラニュー糖に漬けるとあんずから水分が出てきます。これを沸騰させて短時間あんずを煮ると出来上がり。水を使わずにあんずの汁だけつかいます。長く煮てしまうと溶けてしまうので慎重に、慎重に様子を見ますよ。
生食できるあんずは「ハーコット」という品種で一週間ほど後から出回ります。
森のカフェでは5月から予約をしてとりわけ良いハーコットを入手できるようにしています。今年も「生食あんずのパブロバ」でご用意できました。ご提供できる日の開店時からお客さまがお待ちかね。お客さまの「美味しい~」の声にこちらも元気をいただいています。
それにしても暑い!
梅雨の時期から例年になく猛暑です。各地で猛暑日になった日数が過去最高を記録!というニュースを耳にしました。軽井沢も例外ではありません。6月から半袖を着るようになるなんて、びっくりです。昨年の6月は25度を超えた日が7回。今年の6月は13回。しかも30度越えの日もありました。
軽井沢でも、熱中症は現実的になって来ました。
みなさま、どうか水分補給に気をつけてくださいませ。
お近くにお越しの際は森のカフェへお立ち寄りくださいませ。お待ちしています。

毎年大好評の「生あんずのパブロバ」ハーコットが贅沢に使用したスイーツ
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オリジナル珈琲が人気です!!
お世話になった方へのギフトや自宅でのカフェタイムにいかがでしょうか。
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(北海道、四国、中国、九州、沖縄は別料金となります。)
ホームページから注文できるようになりました!ぜひご利用ください^^

森のカフェ🌿Tel.0267-46-8784
🌿森のカフェ 軽井沢南ヶ丘🌿営業案内
今後の営業日など詳しい情報は、下記のHPおよびFacebookページをご覧くださいませ。
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🌿毎年恒例の杏狩りに行ってきました🌿

長野県千曲市にある『杏里庵』へ今年で5年目になる杏狩りへ。今年は5月からずっと暖かい気候が続いたため例年よりほんの少し早い収穫になったようです。
それぞれ1kgづつ、じっくり選んで杏狩り。途中、何度か味見をしつつ「これ美味しい!」と思う木になる杏を収穫していきます。私たちが収穫できるのは「平和」という品種で基本は加熱用(シロップ漬けやジャムなど)ですが、収穫したての杏は甘酸っぱくて生でも美味しいものもあります。杏狩りの後は販売されている杏や青梅なども購入しました。

見ているだけでなぜか幸せな気分になる杏♪

家に戻るとタカマスターが早速「杏のシロップ漬け」作りに取り掛かります。合計8瓶の杏のシロップ漬けが完成しあんずのタルトなどのスイーツとして楽しんでいただくことになります~。
さて今月もレターにお付き合いくださいましてありがとうございました。
来月もまたここでお会いしましょう!
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菊地宏子
GLOBE ARCHITECTS|有限会社グローブ
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